「私、運動が苦手なんです」問題についてのぐだぐだ

昨日、学童で関わっていた子と久々に再会した。

親友と一緒に、「何して遊ぶ?」と相談しているところだった。

遊ぶ相談で時間切れとか、小学生あるあるっぽいなあ(笑)

 

色々話す中で、親友の子が「走るの遅いんだよね」という話に。

「小さい頃(幼稚園くらい)はそれに気づかなかったんだよねー」とも。

子どもであっても、自分を客観的に見る目を持っているのだなあ。

 

幼稚園くらいの頃は万能感のようなもので満たされていて、

いろんなことにトライしていくうちに、

「自分には(今はまだ)出来ることと出来ないことがある」という

ある種の挫折感を経て、適切な「有能感」に変化していくのかな…

と思ったりした。

(専門家じゃないので分かりません。あくまで私見)

 

とはいえ、挫折感を味わったまま、適切な有能感を持てないのは

残念だなあ、とも思う。

 

例えばムスメは運動が苦手だと言っているけど、

体力テストの結果を見ると、寮でコツコツやっている腹筋が

効いているようで筋持久力はぐんと上がっているし、

駅からバイト先まで徒歩20分の距離を厭わず歩く。

 

スポーツで言えば、一時期一緒にやっていた卓球は

回を追うごとに上達していたし、

なんならスノボも得意だ。

スノボの腕前は見たことがないので分からないが、

斜面を滑る技術だけじゃなく、リフトに乗ったり降りたり出来ることも

運動能力のひとつと私は思う。

 

ムスメが何を根拠に「運動が苦手」と言うのかと言えば、

運動といえば50M走や鉄棒(逆上がりとか)、縄跳びやマット運動などを

思い浮かべているからではないかと思う。

「苦手な種目がある」というだけで、「運動そのものが苦手」と

思い込むのはとても残念だ。

 

…なんてエラそうに言っているが、私にはムスメをスケート嫌いに

させてしまった苦い経験がある。

あの頃の私は「苦手は克服すべき」という価値観を持っていた。

自分が「頑張って苦手を克服した」経験があったからこそ、

ムスメにもそれを押し付けようとしたのだろうと思う。

完全に逆効果だった。ああ、あの頃の私よ…(苦笑)

 

これは、ムスメが「スケートが出来るようにならなかったこと」や

そのための関わりがまずかったことを嘆いているのではなく、

「もしかしたらスケートを楽しんでいたかもしれない人生」を

ムスメから奪ったことを悔いているのである。

 

まあそれでも、スケートを嫌いなまま生きるのか、

何かのきっかけでやるようになるのか、それすらも

ムスメが選んで生きていくのだけれど。